【読感】なれるSE!15
梢分が足りねえ!
その分、俺の大好きな香具師が出てきたので、その点は大満足ではあったけども。
あと藤崎さんマジでプロの仕事です。あんな上司に俺は成れんわw
最新作15巻はおそらく30代くらいのキャリア形成に悩む人たちに刺さる内容だったのではないだろうか?
本作で著者の夏海さんは作家10周年ということだが、工兵の抱える悩みは明らかに二年生のもつものではなく、まっとに働いてきた10年選手が必ず通過しなくてはならない種別の悩みだ。
スペシャリストとして生き抜く覚悟を決めるのも、ゼネラリストとして立っていくことを決めるのも容易な決断ではない。
他業種についてはなんともいえないがエンジニアリングという世界はそういう要素は大きいだろうと思う。
己の方向性に揺れる工兵の気持ちはさておき、個人的に刺さったのは次の2つの問いだ。
「技術力が高いってどういうことだと思いますか?」
「エンジニアリングを極めるってどういうことですか?」
この二つの問いはどちらも次郎丸縁から出されたものだ。
スペシャリストという世界は終わりのない旅路なのかもしれない。
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